Mafia's Blood 〜御曹司ヴィトの壊れた人形〜



というわけでマフィアシリーズ4段目です。わりと短く感じましたがどうなんでしょうか。途中寝てないよな…。

以下ネタバレ注意です。






Mafia's Blood 〜御曹司ヴィトの壊れた人形〜 (cv.花江夏樹)

http://mafiasblood.com/04/index.html




今回は舞踏会からのスタートでした。おねーさん、とかわいく話しかけてくるヴィトくんと踊ります。BGMと合わせてワン、ツー、スリーと掛け声を言う彼はかわいかったです。しかしBGMとのシンクロ率すごかった。凝ってるなぁと感心しました。

しかしそんな優雅な会で終わるはずもなく。睡眠薬かなにか入った飲み物を飲まされ、気がついたらホテルの一室にいます。どうやら、ヴィトくんがボスである主人公を攫ったのは"人形遊び"をするためらしく。ファミリー同士の因縁など関係なく、ヴィトくんの独断だというわけで。

しかしこの"人形遊び"が意味わからなくてですね。なんでも人間と人形の境界線を超える人を探しているとかなんとか。いやそれ探してどうするのよって感じでしたが手錠をかけられた主人公ちゃんは何も出来ず、もうされるがまま。


はじめはさわさわ色んなところを触られました。……どこ触られたんでしょうね。次の日は電気椅子。バチバチ痛そうでした。はい。そして次の日。お父さんにバレたらしくしかもそのままボスを殺せと命令が出ていると。その理由の説明としてヴィトくんの家族の話を聞くんですが、なんともすごい家族でした。全く感覚が理解できないし人形うんぬん言ってる理由もわかります。

殺せと言われたヴィトくんですが、最後にもう一度だけ"人形遊び"をすると言い出します。この人形遊び….激しかった……主人公ちゃん反応しないってすごいよ…。よくわからないですが薬を飲まされていたらしく、過剰に体が反応するための言葉のスイッチがあるのですが、その言い方がぞくっとしました。あれはよかった…。スイッチが入ってる時にバックに小さく心臓の音が聞こえてるのもよかったですね。このシリーズはそういう小さいギミックが凝っててすごくいいです。


とうとう最後の人形遊びまで耐えてしまった主人公ちゃん。ヴィトくんが探していたのは主人公ちゃんみたいな人だったようです。そしてお父さんの命令に背き、主人公ちゃんの血の盟約を交わして、めでたく仲間入り。この辺の展開は二作目と三作目よりスムーズでよかったです。無理矢理感はなかった…。最後にファミリーの仲間になるこの展開はもう予測できてたからでしょうか。


そしておまけトラック。同じシチュエーションで掃除用具入れに閉じ込められる主人公ちゃんとヴィトくん。くすぐりあいをするんですがこちょこちょ言ってるヴィトくんくっそかわいかった。あと我慢してるヴィトくんまじで萌えた。おほほ。花江さんの声は大きい声も小さい声も聞きやすいですね。

最後のキャストトーク聞いて花江さん好きになりました。かわいいなこの人。たぶんこれから人気出てくる人なんだろうなぁ…。




ヴィトくんあんなに小さいですが、実は中身は青年だということでその設定がとてもよかったです。あと花江さんの声の使い分けもとってもよかった。最初聞いたときはカナトよりもカナトらしい声してるなとか思ってましたがあんなに狂ってなくてよかったです。笑


だんだん話が進んできてこれからどうなるか楽しみです。今回はモブ男くん出てこなかったので少し意外でした(笑) なんだかRPGみたいにどんどんパーティーが増えていって楽しいですが、こんなに設定凝ってるんだしドラマCDだけじゃ終わらないんじゃないかなぁと思ってます。人気的にはどうなんだろう。スケール大きい話だしBGMも力入ってるしゲームかなんかにすればよかったんじゃないかと…。なんてね。





というわけで私が音源持ってるこのシリーズのドラマCDは全て聞き終わってしまいました…。やっぱりニックのが一番よかったなぁっていうのが感想です。でもストーリーが気になるのでまた5作目のドラマCD借りてきて聞こうと思ってます。主人公ちゃんの父チャーリーを殺したのは誰なのか、そしてそもそも主人公ちゃんは何者なのか、その辺が最後の方できちんと解明されるといいなぁ。