Majestical cr[L]own Lesson1 エリオット

さてさて久しぶりの更新はドラマCDの感想です。設定とビジュアルに惹かれてずっと気になっていたこの作品、ようやく聞きました…!
ツンデレ生意気お坊ちゃんの石川さんとか容易に想像できますよね!

では以下より感想です。
ネタバレ注意です!



Majestical cr[L]own Lesson1 エリオット
エリオット・ベレスフォード(CV.石川界人)

最初からツンデレ高飛車お坊ちゃんな石川さんフルスロットルという感じのスタートでした。この学校には女の子が少ないらしく、やたらとつっかかってきます。まさに生意気お坊ちゃん…。
馬が好きらしく、馬に話しかけている時と主人公ちゃんに話しかけている時の違いが顕著に出てました。石川さんはこういう細かいところがうまいですね……すごい…。

乗馬の授業でエリオットくんが道具の名前とか乗り方を教えてくれるのですが、これまたかなり詳しくて聞きながら私も勉強になりました。笑
こういう日常っぽいようなのはすごく好きだなぁと思います。そして馬の名前がいちいちかっこいい…シルバーバレットとかエボニーウィンドとか。

シリアスな場面の慌てた石川さんの演技がすごく良かったです……うまいなぁ…切羽詰まってる感が…。あと、石川さんは物語の進み具合に沿ってきちんと声色を変えているのがうまいですよね。台詞は別録りのはずなのに、繋いだっていう違和感がないんです。

エリオットくんだけじゃなく、学校の先生や謎の少年(?)にも声が付いているのがわかりやすくてよかったです。メインのキャラ以外に声が付くのは最近のドラマCDに増えてきているような気がしますね。

主人公ちゃんを認めてくれてからのデレが早かったです。「見てたか俺の走り!」とか可愛すぎかよ。見てたよ(心の目で)。
そのあとのトラックで何故か夜這いのようなことをされたのが逆に面白かったです。いきなりデレてきて意味わからない。笑

ただの学園ものだと思っていましたが、どうやらそんなに単純なストーリーではないようで、すごく続きが気になる終わり方でした。暗殺ってなに。12番目の使徒とは。エリオットくんの愛馬がシルバーバレットっていう名前なのも頷けるというか。多少安易な気もしますが。笑

よく考えるとMajestical cr[L]ownっていうタイトルも意味がわかってきますね。crownは王冠的な感じですけど、clownは道化師ですもんね。女王様に仕える道化師…なるほど。
音楽も後ろでゆっくり鳴っていてとてもよかったです。個人的にこういう外国な感じの雰囲気のサウンドが大好きなのでとってもよかったです。雰囲気が出てる…。

一つのCDで完結するようなストーリーではなさそうなので、シリーズを全部通して聞きたいなぁと思いました。それぞれのキャラにいろいろ秘密がありそうなので。伏線散りばめられてました。



全体的にわりと短く感じましたが、ストーリーが楽しかったです。個人的にはきゅんとくるところはなく、物語の序章を聞いている感覚でした。お話はこれからかな、というか。次回作に期待ですね。

本編ではないですが、最後に出演とキャラ名の紹介があり、そこの「出演、石川界人!」が可愛かったです。
このシリーズ追ってくぞ!